男性妊活
鍼灸
妊娠しない原因は、女性だけではありません。
実は約半分は男性側にも要因があると言われています。
一般的な精液検査では
・数
・運動率
・形
は分かりますが
「精子の中のDNAの状態」までは見ていません。
ここが大きな落とし穴です。
精子の質(DNA)が傷ついている状態(DFIが高い状態)だと
・受精しても育たない
・胚盤胞までいかない
・着床しない
・流産しやすい
といったことが起こりやすくなります。
つまり
採卵や移植を繰り返しても結果が出にくい原因の一つになります
鍼灸治療は、男性不妊に対して精子の質・量の改善、血流や自律神経の調整、ストレス軽減、体調・体質の改善など多面的な効果が期待されています
出産までの確率を少しでも上げ、経済的・精神的・体力的にも負担が軽くなるに近い未来のために準備をすることが家族を守ることになります
不妊治療や妊活の前に
受精と同時にケアをすることでスムーズに妊活が進みます
当院ではまずは
1.精子検査(DFI検査)
2.卵管造影検査(自然妊娠・人工受精前)
3.甲状腺の検査(血液検査)
これらを受けた上で妊活を進めてゆきます
これは妊活・採卵・移植・流産を繰り返さない為の戦略です
男性のケアの計画
1. 精子は75日で作り直せる
生まれた時にすでに数が決まっており
年齢の影響も強く受けます。
一方で男性は一度作られると終わりではありません。
約3ヶ月後には新しい質の良い精子に入れ替わる可能性があります
2. 先にDFI検査を受けておく
精子の質の検査(DFI検査)をすることで、今の精子の健康状態が確認できる事は、男性の意識にある「不妊治療は女性の事」という認識を変えることができる。
しかし保険診療の不妊治療と、自費のDFI検査(精子DNA断片化検査)を『同じ周期・同じ目的で併用することは原則NG(混合診療扱い)』になる可能性が高いので不妊治療を保険で進める前に、先に男性の精液検査を済ませておく。【参考:15000円ぐらい】
3.日常生活と施術で改善
① 血流改善
精巣や前立腺への血流が良くなることで
栄養と酸素がしっかり届く状態になります
→ 質の良い精子が作られやすくなる
② 自律神経の調整
ストレスが強いと活性酸素が増え
精子のDNAが傷つきやすくなります
鍼灸で副交感神経が優位になると
DNAダメージ・酸化ストレスの軽減が期待できます
③ ホルモンバランスのサポート
精子を作るにはテストステロンなどの働きが重要です
鍼灸は視床下部―下垂体―精巣系に間接的に働き
ホルモン環境を整えるサポートをします
④日常生活のアドバイス
妻からでは届かない助言
・タバコ
・生活習慣(運動習慣など)
・栄養状態 (サプリなど)
この4つを整えることで
次の精子の質は変えられます
■ あなたの体からのサイン、見逃していませんか?(チェックリスト)
- 朝起きた時から体がだるい、疲れが抜けない
- 仕事でのミスが増えた、集中力が続かない
- 休日は外出するのが億劫で、家でダラダラしてしまう
- 「いびき」がひどい、または夜中に息が止まっていると言われる
- 夜遅くまでスマホやゲームがやめられない
【コラム:テストステロンの枯渇が招く未来】 男性の活力の源である「テストステロン」の減少は、不妊だけでなく、うつ症状、生活習慣病のリスク増大、仕事効率の低下に直結します。今の習慣を放置すると、10年後には心身ともに「動けない体」になってしまうかもしれません。
■ 「睡眠時無呼吸」と不妊の意外な関係
いびきや無呼吸による慢性的な酸素不足は、精子を作る力を著しく低下させます。深い睡眠が取れないことで成長ホルモンやテストステロンの分泌が阻害され、精子の運動率や質に悪影響を及ぼすことが最新の研究で示唆されています。
■ なぜ、不妊に「鍼灸」が選ばれるのか?
精子は約74日間かけて体内で作られます。つまり、「今」の施術と生活改善が、2.5ヶ月後の精子の質を変えるのです。
1. 血流改善による「精巣温度」の最適化と栄養供給
鍼灸刺激は自律神経を整え、骨盤周りの血流を劇的に促進します。精巣への血流が良くなることで、新鮮な酸素と栄養が届き、精子の質(正常形態率・生存率)の向上が期待できます。
2. データが示す鍼灸の有効性
【参考データ】
- 精子運動率の向上: 鍼灸施術を受けたグループにおいて、未受診グループと比較して精子の前進運動率が有意に改善したという報告があります(Deng et al., 2014)。
- 酸化ストレスの低減: 精子のDNA損傷の原因となる「酸化ストレス」を、鍼灸が持つ抗酸化作用の促進によって軽減させることが確認されています。
■ 鍼灸が導く「行動変容」のサイクル
鍼灸は単に精子の数値を追うだけではありません。あなたの生活の質(QOL)を底上げします。
- 睡眠の質向上: 深い眠りにより、夜のスマホ習慣を断ち切る活力が生まれます。
- 心の疲れをリセット: 自律神経が整い、「外出してみよう」という意欲が湧きます。
- 有酸素運動の効率化: 血行が良くなることで代謝が上がり、運動によるテストステロン上昇をブーストします。
鍼灸は男性不妊に最適な施術
1. 精子の質・量の改善
- 鍼灸治療は精巣の血液循環や前立腺機能を向上させ、精子数の増加や精子運動率の上昇が認められています。特に乏精子症や精子無力症の患者で、精液所見が正常値に改善したという研究報告があります
- 週1回、3か月間の鍼治療を行った研究では、精液量・総精子数・精子濃度・精子運動率がWHOの基準値以上に改善したという結果が出ています
2. 血流・自律神経の調整
- 鍼灸は末梢血管の流れを良くし、自律神経のバランスを整えることで、精巣機能をアップさせ、精子の数や質の向上が期待できます
3. ストレス軽減・体調改善
- ストレスの軽減や不定愁訴(肩こり・頭痛・腰痛など)の改善も、男性ホルモンの分泌や精子の質に良い影響を与えます
- 睡眠の質の向上も精液所見の改善に寄与し、鍼灸治療が間接的に妊娠率向上に役立つ可能性があります
4. 体質改善・全身調整
- 東洋医学的アプローチとして、全身のツボを使い体質改善を図ることで、精子の状態を総合的に改善することが報告されています
精索静脈瘤の検査と手術

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東洋医学から見た男性不妊を改善することへの意味
男性鍼灸により運動率が改善された報告例
研究内容:精子の質が低下している不妊男性28人を対象に、週2回、計5週間の鍼治療を実施。
結果:
- 精子の運動率の有意な改善
- 奇形精子の割合の減少
- 全体的な精子の質の向上
結論:「鍼灸治療は男性不妊に対して有益な効果をもたらす可能性がある」
Fertility and Sterility(2005年)
研究内容:精子の運動率が低い不妊男性40人に対して、鍼灸を週2回、5週間実施。
結果:
- 精子の運動率が平均で**+10〜15%程度向上**
- 精子の濃度にも若干の改善が見られた
結論:「鍼灸は男性の精液パラメータ(特に運動率)に良好な影響を与える」
Asian Journal of Andrology(2002年)
生殖だけの問題ではなく、将来のカラダの問題
流産率が高くなる=女性のカラダの負担
今後の夫婦関係も変わる
男性不妊について
男性も年齢が増してくると出産率が下がります
主な要因にもあるように、エナジードリンク・カフェインを飲まないと仕事が進まない方やタバコなどは全てカラダにとってストレスになります。心理的ストレスも大いに関係してきます。ですから年齢が若いからと言っても運動率が良いわけではないのです。当院で20代の男性で運動率15%以下の方はよくいらっしゃいます。
メニュー
男性不妊・精子運動率改善コース
60分~70分:9,000円
🔹 対象
- 精子の運動率や質に課題を感じている男性
- 自然妊娠や体外受精(IVF)を検討中のカップル
🔹 施術頻度と期間
- 週1回の施術を12週間継続
- 精子の形成サイクル(約74日)を考慮し、3ヶ月程度の継続が望ましい
🔹 施術内容
- 鍼灸による経絡調整
- 必要に応じて温灸やカッピング・井穴シラクを併用
- 生活習慣や食事、ストレス管理に関するアドバイス
🔹 期待される効果
- 精子の運動率や質の向上
- ホルモンバランスの調整
- ストレス軽減とリラクゼーション
昔は不妊の原因は女性だけとありましたが、近年の治療と医療器具の発展で原因がわかってきました。
この問題ほんとに根が深いです。
この昔の考えが未だに根付いている男性が多いので、検査さえいかない男性が多いのです。
検査をしてくれて、原因がわかれば改善の余地がありますが、男のプライドが高い壁を作っています。
また、人工授精の前に行なう「運動率・量」の検査でよい結果がでても実は質が見られていないのをご存じでしょうか?
質(DNA)までは検査していません。このDNA損傷が多い精子でも妊娠はできますが流産率が上がります。
何度妊娠しても流産してしまう不育症・習慣性流産の方は今一度、男性の精子の検査をオススメします。
「男性が妊活に参加する」
これを実行すると妊娠中から育児が楽しく、その後の人生も変わってゆきます。
不妊の原因は50%精子
一般的に不妊症カップルの不妊原因の約半数は男性側にあることが分かっています。
造精機能障害
精子をうまく作れない状態
・ 乏精子症・・・数が少ない
・ 精子無力症 ・・・元気がない
・ 無精子症 ・・・精子が全くない
・精路通過障害・・・血管にコブがありDNA損傷の原因
元気がない状態は東洋医学では気虚といってエネルギー不足とみます。
エネルギーとは食事のカロリーではありません。命の源のことです。例えば、元気・空気・勇気・やる気とみなさん「気」を生きるために使っているはずですよ。
それが足りない状態なのですから、精子だけのお話ではなくお身体全体をととのえる事を優先に考えて欲しいです
病院の検査は?
すべての検査はどれも全く痛くありませんのでご安心ください
【 精液検査】
量・濃度・運動率・正常形態率
【超音波検査】
精巣内部の異常や精索静脈瘤など血管の異常・精巣のサイズを計測
【血液・ホルモン検査】
感染症の有無 ・精子を作るために必要なホルモン値
【DNA断片化指数検査(DFI検査)】
精子のDNAが損傷しているのかの検査←質の検査
【酸化還元電位検査(ORP検査)】
精液の酸化ストレスの程度を測定
【精索静脈瘤】
これは精子を作る場所に通る静脈(心臓へもどる血管)にコブができて血液が逆流してしまうことにより、精子のDNAが傷つき以下のような事がおこります
▼静脈血の逆流による精巣内温度の上昇
▼精巣内酸化物質の増加
▼精子頭部に存在するDNAが損傷を受けた精子が多くなる
→DNAの損傷は一般的な精液検査では判定できない
DFI(精子DNA断片化指数)検査で測定
→DFIが高い場合、受精率・胚発生率・妊娠率低下し、流産率が上昇する
▼陰嚢に違和感・痛みが生じる
▼男性ホルモン(テストステロン)が低下する
▼副腎からの内分泌物質(ホルモン)の逆流
▼精子を造る働きの低下
なんと、「男性不妊の原因の約40%」
「二人目不妊の原因の約78%」
なんども流産を繰り返している方は男性の睾丸を観察してみてください
観察は以下です
◎精巣のサイズに左右差が見られる(例:左精巣が小さい)
◎陰嚢(いんのう)のサイズに左右差がある(例:左の陰嚢に腫れが見られる)
◎陰嚢が寒さに関わらず常に垂れさがっている
(例:静脈瘤のある左陰嚢が垂れさがっている)
◎長時間座ったり立ったりした後に痛みを感じる
◎陰嚢の表面に大きな凹凸がある
◎陰嚢の中に虫がいるようにみえる
◎陰嚢の中に、うどんのようなものが入っている
◎表面を触るとプヨプヨとした瘤(こぶ)のようなものがある
以上の様な事が思い当たるようであれば、生殖専門の泌尿器科へ受診されることをおすすめします。
性機能障害
勃起ができない・女性の中で小さくなってしまう
良くあります。女性側が排卵日を意識しすぎて男性はプレッシャーになってしまいます。排卵日以外は性行為ができるとか・・・性行為のタイミングなどに神経質になりすぎたり日常のストレスなどが原因です。
勃起は副交感神経(リラックス)が強く働いている状態です。交感神経が優位になっていると勃起は起こりません。
射精は交感神経が働くとおこります。常に副交感神経が異常に興奮している状態です。
いろんな事で頭がいっぱいの日常、スマホからの情報、通勤時間などスキマががない毎日を過していてお身体と心のバランスが崩れていてもおかしくありませんね。
鍼灸は自律神経のバランスをととのえる事で性機能だけでなく精神的なアプローチもしてゆきます。分りやすく言い換えると、頭と体の信号がうまく通信できるようにすると表現できます。
その他の原因
・喫煙
・男性の加齢(環境ストレスに暴露されている期間)
・過度のアルコール摂取
・肥満、ストレス、高温環境等
このため、生活習慣の改善は男性不妊への対策として非常に重要です。
病院での治療は?
薬物療法
【PDE-5阻害薬 】勃起障害の男性
【クロミフェン法 】間脳下垂体系の内分泌異常 の男性で4-6ヶ月服用
【ホルモン剤 】精子の産生のない男性に特に有効
【サプリメント】 精子の質を良くする可能性あり
還元型コエンザイムQ10、カルニチン、セレニウム、ビタミンB12
薬物療法は最低3ヶ月は続けないとなりませんので平行して鍼灸をすることで、薬が効きやすい(吸収しやすい)お身体となるようにしてゆきます。自律神経のバランスをととのえるので、精神的なストレスの緩和もはかってゆきます。また「男性が妊活に参加する」それだけでも夫婦関係が良くなるんです。その間に女性側も妊娠する為の準備をしてゆくことにより、妊娠・出産が無事に迎えられるよう、スムーズな妊活となります。
妊娠がゴールではないのです。その後の人生の方が長いのです。妊活は一瞬で終わります。
男性不妊の原因はさまざまですが、実は「ストレス」が大きく関わっていることをご存じでしょうか?
現代社会において、仕事や人間関係などによる精神的なプレッシャーは、ホルモンバランスを乱し、精子の質や数に影響を及ぼすことがあります。
知らず知らずのうちに蓄積されたストレスが、精子の運動率を下げ、妊活の妨げになっていることも少なくありません。
東洋医学では、心と体は深くつながっていると考えます。
男性不妊の背景には、「気(き)」や「血(けつ)」の巡りが滞ることがあり、その大きな要因の一つが“ストレス”です。
過度な緊張やプレッシャーが続くと、肝(かん)の働きが乱れ、「気滞(きたい)」という状態を招き、精の巡りにも影響を与えることがあります。
つまり、心のストレスが、体の働きを知らず知らずのうちに妨げていることもあるのです。
ご心配・質問等ございましたら遠慮なくご相談ください。
初回のご予約の場合は、ご夫婦でお越し頂けますようお願い申し上げます